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特殊な技術ではありません。
昔からの道具と昔からの方法で駄菓子をつくっています。
飴玉の仕上げ工程
(落花玉をつくっています)
水あめと砂糖を主原料として鍋で煮詰めます。
しんちゅう製のたらいで煮詰まった飴を冷まします。
冷ます途中に落花生を加えます。
飴と落花生が均等で混ざるように冷ましていきます。
作業のできる温度まで冷まし、飴の塊を保温器に置きます。
飴の塊を細く伸ばし球断器と呼ばれる道具に入れます。
球断器は飴を丸く切るための道具です。
大きさにばらつきが出ないようきちんと乗せます。
球断器を動かすと飴は丸く切れます。
さらに手で丸めて形を整えれば出来上がり。
温室まで自然に冷まします。
落花板の製造工程
(型流し)
原料の砂糖、水飴、落花生を入れて煮詰めます。
煮詰まった生地を型に流します。
一枚ずつ均一に流すのが技術です。
室温まで温度が下がれば型からはずして出来上がりです。
養命糖の仕上げ工程
(すり蜜かけ)
鍋で暖めたすり蜜に養命糖を浸します。
十分にからんだら余分のすり蜜を切ります。
自然に乾燥させて完成です。